アニメーション業界は変わる。

今日は新しい発展があったのでここに書かせてもらう

私たちがアニメ制作活動を提示してから何か月が経つことだろうか 制作している間にふと思うことがあった・・・私たちはこれで何か業界に影響を与えることができるだろうか・・・

 

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思い起こすと最初は、 価値ある仕事には相応の対価が支払われるべきである という考えを持ち、

クリエイター側が正当な対価を受け取っているかについて懐疑的にとらえ、クリエイターが自立した生活を保証できるだけの安定した収入を獲得できる社会を目指していると定義した。

 

それは、私たちが作る側に行くことによって解決するのだろうか。

それは、私たちが組織に入ることによって変えられるものだろうか。

いつの間にか私たちが勝手に作り出した自分ならできるという根拠のない自信である。

それは、クリエイターに対してのただの傲慢である。

 

そんな感情を抱えながら進むべき道、私たちが本当にやらなければいけないことを見つけ、ここに残すことにする。

 

 

①私達がやらなければいけない事

 

こんな事は言いたくはないが、世間体から見て需要がないものだから業界が沈んでしまっているのは間違いないと言えるだろう。

 

それは、業界人達がアニメーション業界は滅んだ方が良いと言ってしまうくらいのものであった。

 

 

 

 

実に笑えない。

 

 

 

それほど、クリエイターの労働に見合った収入が貰えていない・・・いや・・・貰えている人だけ貰えているというべきだろうか。

 

 

これはただ実力などという一言で済まされるようなものではないのである。 逆だ。実力のある人材を自ら潰しているのだ・・・この業界は....

 

②クリエイターが生み出せない

 

ここで、問題はもう一つ生まれる。 クリエイターが生み出すことができない・・・?

もう一つの問題クリエイターが生み出すことができない。 これは、クリエイターが自分の意思で生み出すことが難しいということである。

 

もう少しわかりやすく言うと、アニメーション制作が行われる場合、普通はカット1は○○さんカット2は○○さんと分担され、絵コンテに沿って作られていくわけだが・・・もしこれをクリエイターに好きにしていいよ。と言ったら・・・描けない・・・注文に沿ったことに慣れすぎてしまい、自分のアイデンティティなどが全く生み出せない。

 

これでは会社に纏わりつくしかない。

別にそれがいけないと言っているのではなく、間違いなくそれが続けば何も変わることがないであろう。

クリエイターのアクションがなければ何も起こらないのは至極真っ当な話である。

 

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もはや、やる前からの放棄なのでやっている分ポプ子の方がマシかもしれない...

 

 

さて・・・前題で言っていた私たちがやるべきこと。

 

それは、クリエイターの自立。

これ以外にも沢山あるのだが一つにまとめるとこれが伝えやすい。

 

要するに今で言う会社に勤めている、いわば労働者(アニメーター)が経営者になることが理想だ。

会社に所属しているクリエイターという事は、そのクリエイターが成し遂げたもの(評価)は全て会社の評価になる。

どれだけそのクリエイターが優秀であろうが、そのクリエイターの名として残されることはない。

そんなことはないというのならば、好きな作品にかかわっている人物の名前をいくつか述べてみてほしい.....

 

2桁も名前が出てこないのではないだろうか。 名前が挙がったとしてもどこかでほかに活躍している人物、などであろう。

 

 

これはアニメーション業界のクリエイターだけに言えたことではない。

 

 

極端に言ってしまうと、自分の時間を使っているのにも関わらず自分の評価に何もなっていない、といえるだろう。

 

自分の中では残っていても周りには残っていない、これは事実である。

 

 

そんなことを言ってしまっては、もし実現してしまった場合会社はなくなってしまうのではないか?という声もあるだろう。

それはさほど問題なことではない。

 

 

 

それが私たちのやるべき事なのだから 。

 

 

 

 

 

 

 

 

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消しません。笑

 

 

 

 

 

 

③最後に....

 

今のクリエイターは自分に想像以上の価値があるものだと自分自身で理解していない。

関われれば良いなどは駄目だ。元がなくなってしまってはその幸せがなくなってしまうのだから。

 

クリエイターの全てが独立したとき、そしてその個々が一つに集まった時、あのクリエイターには対価を支払ってでも関わりたい、と思わせるような...

 

それは、今の見合った対価を支払わないが関わらせてやるよ、という現実とは真逆のものになろうことがあれば、それほど幸せことは無いのではなかろうか。

 

クリエイター側が仕事と捉えず価値が生み出された時、本当の理想が生まれると私は確信している。

 

もちろん夢などではない、夢だけにしないために私たちが存在する。